
HSPが営業に向いているか知りたい…。

営業でどう結果を出せば良いか知りたい…。
こんなお悩みにお応えします。
結論として、HSPは営業には向いていません。
特に、新規営業はすぐ辞めましょう。
なぜなら、HSPには死にたくなるほどツラいからです。
HSPの適職に、転職しましょう。
ただし、どうしても営業で結果を出す必要があれば、ルート営業であればHSPらしく成果を出せます。
内向型HSPのひきこもりニートでも、リクルートでS評価獲得までは行けました。
【体験談】HSPが営業を仕事にすると、鬱になります。
・HSPが営業職に向いていない理由
・HSPがルート営業で活躍する方法
・HSPが向いている適職ランキング
・本記事であなたが得られること
・本記事の信頼性
私は、内向型HSPで、ひきこもりニートでした。
その後、リクルートに入社して、コンサル営業を3年しました。
毎日、死にたいくらいツラかったです。
HSPさんには、営業はオススメしません。
HSPが営業に向いていない理由
HSPが営業に向いていない理由は、プレッシャーが強すぎるからです。
まずは、HSPが苦手とする環境をご紹介します。
脳神経学、精神分析学の研究によると、HSPは以下の環境でストレスを感じやすいそうです。
2 電話を掛ける
3 マルチタスク
4 人に指示を出す
5 興味を持てない
6 殺伐としている
7 競争を強いられる
8 失敗リスクが大きい
9 押し売りを強いられる
10 グループでの共同作業
11 厳密に行動や時間を管理される
営業は、これらのツラい環境11項目を網羅しています。
1 対立が多い 【HSPが営業に向いていない理由】
営業はどうしても、売上が最重要となります。
なぜなら、会社が営業を雇っている理由は、売上を上げるためだからです。
そうすると、どうしても売上のためにクライアントと対立することが多いです。

私も、信頼を得ていたクライアントさんと、「不要な商品を売るな」と言い合いになったことがあります。
いつも笑いながら話をしていた人と、ケンカをしたので、心苦しくて週末2日間、寝込みました。
また、扱う商品によっては社内との対立も増えます。
営業は締め切りギリギリまで、売り上げを上げるために営業活動をします。
すると、納期が短い状況で、社内の人に制作をお願いする時があります。
そんな時は、社内の人からの目線がキツくなります。
期限ギリギリの商品を受注した日は、会社に戻るのがツラかったです…。
2 電話をかける 【HSPが営業に向いていない理由】
営業は、1日中、電話掛けまくりです。
それが仕事です。
クライアントの状況確認、商品の制作状況共有、アポ取得電話、報告電話など 1日中電話してます。
充電が持たないので、iPhone2台分のモバイルバッテリーがないと死にます。
業界によっては、土日も電話しまくりです。

私は、土日メインの不動産業界だったため、365日電話してました。
3 マルチタスク 【HSPが営業に向いていない理由】
毎日、マルチタスクの山です。
社内に報告すること
制作に伝えること
マーケットの状況を調べること
などなど
大量のタスクが毎分溜まっていきます。
器用に同時並行でこなしていかないと、結局何もできずに1日が終わります。
マルチタスクできないと→営業できない&制作進まないで、文字通り、殺されそうになります。
4 人に指示を出す 【HSPが営業に向いていない理由】
HSPさんは、人に指示を出すのが嫌いです。
なぜなら、相手が嫌な思いをすることに抵抗を感じるからです。
それでも、営業は人に指示を出す必要があります。

私の場合は、アシスタントさん・庶務さん・制作さん・プロジェクトメンバーさん・後輩さんに指示を出す必要がありました。
合計で、20人ほどいました。
全員に、毎日指示を出しては、嫌われを繰り返していました。
(嫌われていても、丁寧で時間に余裕を持って指示してくれると周りからは評判でした。 いや、ただのお世辞か……。orz)
5 興味を持てない 【HSPが営業に向いていない理由】
最初は、不動産に興味がありました。
ふと気づくと、惰性で仕事をしていることに気がつきます。
不動産にも、自分の商品にも、クライアントにも、カスタマーにも興味が持てなくなる日が来ます。
周りの同僚も同じでした。
これは、業界とか、扱う商品関係ないと思います。
仕事として毎日関わっていると、興味がなくなっていきます。
興味のない人に、興味のない商品を売りに行くので、どうしてもやる気が起きなかったです。
6 殺伐としている 【HSPが営業に向いていない理由】
営業部署は、それはそれは殺伐としています。
リクルートは、四半期ごとに目標が決まっています。
そのため、四半期の売上がほぼ決まる、5月・8月・11月・2月はよく怒声が聞こえます。
リクルートの人は、あるあるとして笑い話にしてます。
他の営業会社も、似たような感じだと思います。
7 競争を強いられる 【HSPが営業に向いていない理由】
当たり前ですが、ノルマがあります。
そのノルマに達成しなかったら、給料がだいぶ下がります。
また、毎月表彰制度があるため、他人を蹴落としてでも、自分が表彰される気持ちのある人が「優秀」と、もてはやされる文化です。
ほとんどの会社の営業部に、表彰制度があるため、どこの会社でも似たような光景だと思います。
営業部は、体育会系で、「勝者ウェイ、敗者クソ。」というマインドセットです。
8 失敗リスクが大きい 【HSPが営業に向いていない理由】
7でも言いましたが、ノルマがあり、達成しないと給料が大幅に減ります。
また、企業への営業ですと、何百万円、何千万円という額を受注するので、納品ミスや効果なしの場合クライアントから、ブチギレられます。
自分の失敗ではなくても、矢面に立つのは、営業です。
失敗してもへっちゃらよー!という精神じゃないと潰れます。
現に、3年間で同僚2人が精神的に潰れてトビ、10人くらい数ヶ月の休養をしていました。
9 押し売りを強いられる 【HSPが営業に向いていない理由】
私が、会社を辞めた理由1位がこれです。
押し売りをやらされる。
リクルートは殿様商売が多いので、クライアントに寄り添うスタイルでも、売上をあげられます。
ですので、私は、ずっとクライアントのために営業活動をして、打ち合わせも和やかでした。
押し売りしなくて良い会社だったから、精神的にも潰れずに3年間働き続けることができました。
ですが、ある時、私とクライアント(計10社・四半期で2億円ほどの予算)との関係性が良好であることを知った会社から、効果のない商品を1000万円ほど売れと指示されました。
私は直属の上司とも仲良かったので、断固拒否をし続けましたが、4段階上の上司が登場してねじ伏せられました。
クライアントに断られることを期待して、打ち合わせしましたが、受注してしまい、そして、結局効果なし。
クライアント憤慨。
私は、謝罪。
上司は、シカト。
ここで私は、辞めました。
こんなことよくあります。
会社としては、社員が一人トブくらいで、売上上がるなら安いものです。
次の人間を雇えば良いので。
10 グループでの共同作業 【HSPが営業に向いていない理由】
ノルマは、個人のものだけではありません。
個人のノルマ、チームのノルマ、グループのノルマ、部署のノルマ、会社のノルマと自分が関係するものがたくさんあります。
自分が達成していても、チームメンバーのノルマをサポートすることもあります。
グループのノルマのために、自分のクライアントに押し売りを強要されることもあります。
会社員なので、断ることができません。
11 厳密に行動や時間を管理される 【HSPが営業に向いていない理由】
これは、会社や人によります。
ただ、売上で結果を出せない人は、何時にどこにアポ行くのか、厳密に管理されます。
基本的に全員のスケジュールを、社内の人みんなが見れるようになっています。
常に、監視下にありながら、仕事をしている感覚で、ストレスが溜まります。
HSPがルート営業で活躍する方法
ここまで、HSPが営業に向かない理由を解説しました。
ですが、私はリクルートでS評価(トップ3%)を獲得するまで、成果は残せました。
HSPで、営業をやる人に向けて、営業で成果を出すポイントをお伝えします。
1 HSPの共感性を存分に発揮する 【HSPがルート営業で活躍する方法】
AIDMAやPASONAなど、営業マンが必要な法則を学ぶと分かりやすいですが、人が物を購入するというプロセスには、「欲しい!」と思うステップが欠かせません。
その「欲しい!」を引き出すためには、相手が抱えている課題に対して、共感しまくるましょう。
アポの際に、相手の話を理解しているということを伝える、「相槌」「声のトーン」「表情」
文字では、表現するのが難しいですが、
「そうですよねぇ…(やはり、そういう課題がつきまといますよねえ)」
「そうなんですか!(そんな状況なんですか!)」
「ははぁ…(それはそれは悩みますよね)」
というような、共感をしまくると、相手は心を開きます。
その開いた心に、自社の製品ならお役立ち出来そうですよ!という提案をすると、刺さりやすいです。
もちろん、過去事例、効果想定、他社製品比較をした上での提案ならです。
2 平等であることに敏感な部分を発揮する 【HSPがルート営業で活躍する方法】
ルート営業の場合、短期で売上をあげるよりも、長期的に関係性を築く方が、売上は上がっていきます。
その場合、平等であることに敏感なHSPの才能は、存分に活かしましょう。
上記の例でも紹介しましたが、他社製品比較をした時に、他社製品の方がよければ、他社製品をオススメしても良いです。
むしろその方が良いです。
単純に、信頼度が増します。
信頼度が上がると、次の提案を受け入れてくれることが増えます。
3 不安の感じやすさで失敗防止 【HSPがルート営業で活躍する方法】
HSPは、「なんか嫌な予感がする」ことが日々あると思います。
その能力も、営業で活かせます。
なんか、受注を拒否されるかもしれない。
なんか、制作でトラブルが起きそう。
なんか、社内報告で共有できていない部分がありそう。
なんか、クライアントから指摘されることがありそう。
など、事前に察知して、大失敗を予防することができます。
これは、営業として才能です。
ただし、その分、毎日ソワソワしてストレスが抜けないことは、ご承知おきを。
HSPの適職トップ5 【HSPは転職すべき】
営業を仕事にしているHSPは、転職しましょう。
HSPに合う職業ランキングベスト5を公開します。



4位 ウェブデザイナー(平均年収488万円)
5位 プログラマー(平均年収382万円)
5位 ブロガー 平均年収不明(副業でやる人が多い。半年で月5万円、1年で月10万円の不労所得は作れます)
エンジニア 【ランキング1位】
平均年収506万円
HSPマッチ:
稼ぎやすさ:
始めやすさ:
経験豊富な熟練の方や、専業のフリーランスエンジニアは、年収1000万円以上が多くいます。
経験を積むと管理職になるため、エンジニアとしての収入は、「506万円」と低くなっています。
その証拠に、エンジニアの収入データの平均年齢は38.6歳と、日本の労働者の平均年齢より低くなっています。
経験年数が低くても多く稼ぐことができる職業です。
エンジニアを始めると、様々な道で1000万円以上を目指せます。
エンジニアのまま1000万円も目指せます。
管理職やシステムアナリストになることで、1000万円以上を目指す道もあります。
WEBマーケティングを学んで、フリーランスエンジニアでも1000万円以上稼げます。
経験を積んだ先に、様々な道があるのも魅力の1つです。
また、エンジニアは2030年に向けて、さらに稼ぎやすい環境になります。
経済産業省の調査でもある通り、2030年には、78.7万人のIT人材が不足する予測です。
IT人材は今後も、需要が増え続けます。
今回の試算において、IT 需要の伸びが「高位」(3~9%)の場合、需要が供給を上回り、78.7 万人 の需給ギャップが発生する。
IT 人材需給に関する調査|経済産業省
エンジニアは、他の仕事に比べて、HSPが働きやすいです。
☑️ 殺伐とした職場環境なし
☑️ 職場内での対立なし
☑️ マルチタスクなし
☑️ 人への指示なし
☑️ 営業活動なし
☑️ 時間は自由
いつプログラムを書くか、あなた自身で決めることが出来ます。
☑️ 環境良し
室内で、耳栓をしながらでも、仕事できます。
☑️ 電話なし
電話をする機会は、ほとんどありません。
基本はチャットです。
エンジニアという仕事は、これらの環境が手に入りやすいです。
なぜなら、仕事のほとんどをパソコン上で行うためです。
私もエンジニアとして、働いた経験がありますが、全て当てはまっていました。
これらの環境で働くだけで、HSPの人生は大幅に楽しくなりますよ♫
システムアナリスト 【ランキング2位】
平均年収約1609万円
HSPマッチ:
稼ぎやすさ:
始めやすさ:
システムアナリストは、顧客の抱える課題をヒアリングして、ITによる解決策を導き出す仕事です。
コンサルタントとも近しい、仕事内容です。
詳細思考で、本質を見つけることが得意であり、相手の話を聞くことが上手なHSPは、システムアナリストにぴったりです。
クライアントの持っている潜在課題の特定を素早く的確にこなすことができます。
平均年収約1,609万円と高収入です。
職種別 モデル年収平均ランキング|マイナビ転職
コンサルタント【ランキング3位】
平均年収1444万円
HSPマッチ:
稼ぎやすさ:
始めやすさ:
コンサルタントとは、企業の様々な課題を明らかにして解決・助言する仕事です。
コンサルタントの仕事は、HSPが能力を発揮できる業務が多いです。
課題特定 ← 相手の話を聞く能力の高さ
課題理解 ← 顧客のニーズを理解する早さ
課題分析 ← 本質的な課題を特定する鋭さ
実際、HSP気質の強い私の友人(31歳)も、コンサルタントとして年収1100万円を得ています。
コンサルタントの仕事の肝は、課題を理解する深さが重要らしく、HSPは特に活躍しやすいそうです。
課題の理解が浅い人は、無駄なことに時間を掛けてしまうそうです。

今からコンサルタントなんてなれるのかな…。
コンサルタントは、未経験から始めることが出来ます♩
ですので、学生はもちろん、20代30代や40代からでも挑戦できます!
なぜなら、コンサルタントは、職務経験を活かすことが出来る場合が多いからです。

まずは、コンサル業界に精通している転職エージェントさんに、無料で相談してみましょう。
アクシスコンサルティングからの一押しで、採用が決まったケースもあるそうです♫
ウェブデザイナー 【ランキング4位】
平均年収488万円
HSPマッチ:
稼ぎやすさ:
始めやすさ:
ウェブデザイナーは、内向的なHSPのための最高の仕事です。
ウェブデザイナーの最大のメリットは、人とのコミュニケーションをほとんど必要ないことです。
エンジニアのオススメ理由とほぼ一緒です。
ウェブデザイナーは、エンジニア同様、今後稼げます。
ウェブサイト開発市場は、常に成長し続けています。
経済産業省の発表にある通り、IT人材需要は、増え続けます。
プログラマー 【ランキング5位】
平均年収382万円
HSPマッチ:
稼ぎやすさ:
始めやすさ:
自宅で出来る仕事は、HSPの理想です。
自宅で、耳栓をしながらでも、仕事できます。
オフィスで働いているプログラマーも、イヤホンをしたり、過ごしやすい環境で働けます。
HSP向けの仕事は、理系ならプログラマー、文系ならライター、芸術系ならWebデザイナーとかかな。スキルを磨けば、フリーランスで自宅での仕事が可能。HSPは大勢の中で仕事をするのが苦手なので、フリーランスを目指した方がいいかも。
— MAKI (@2020_maki) April 9, 2019
細部にまで目が行き届く上、強い直感力を持ったHSPは有利です。
他の人が気付くことができない、細かいポイントに気付けます。
プログラマーやってるけど、ことデバッグでは細かいことにいちいち気付いてしまうHSPっぷりが発揮できると、今日気付きにくいバグを見つけて思った#HSP
— ひめたい@HSP系プログラマーLv.28 (@himetai0107) November 12, 2019
そして、プログラマーは、エンジニア同様これから稼げます。
経済産業省の調査でもある通り、2030年には、78.7万人のIT人材が不足する予測です。
プログラマーを含む、IT人材は今後も、必要とされ続けます。
プログラマーは、稼ぎやすい環境です。
今回の試算において、IT 需要の伸びが「高位」(3~9%)の場合、需要が供給を上回り、78.7 万人 の需給ギャップが発生する。
IT 人材需給に関する調査|経済産業省
ブロガー 【ランキング5位】
平均年収不明
(副業でやる人が多い。半年で月5万円、1年で月10万円の不労所得は作れます)
HSPマッチ:
稼ぎやすさ:
始めやすさ:
家で働くことは、HSPのための最高の仕事です。
なぜなら、周囲の環境、騒音や、視線などを全く気にせずに仕事に集中できるからです。
また、HSPは、ブログの文章を書く能力が高いです。
ブログ運営から、ウェブライティングで稼いでいる人も多いです。
周りの感情が流れ込んでくるHSPさんは、境界線をはる、自分を守るが大切ですね😌
ある意味今の時代は、HSPさんにはチャンスです。
僕もライティングを学んで、脱通勤、脱会社を実現します👍👍 https://t.co/KFxWsJC96N
— ざっきー@健康アドバイザー (@shinyoi1108) January 18, 2020
10人中9人は、できます。
すごい人は、6ヶ月で100万円行く人もいます。
以降は何もしないでOKです。
不労所得を得られるので、精神的な余裕も持てます。
ちなみに、noteや無料ブログでは稼げませんのでご注意ください。
理由は、ASPとGoogleアドセンスに登録できないためです。
ブロガーの収入は、このASPとGoogleアドセンスに頼るので、この2つに登録できないブログでは稼げません。
また、このブログの始め方は、実質無料どころか、すぐ稼げます。
開設したら分かりますが、ASPでセルフバックと呼ばれるサービスが多数あります。
私は、セルフバックを活用して、初日で5万円稼ぎました。
どのメディアの情報よりも、稼げるブログを簡単に作れることを約束します。
ブログ開設後に、稼げるブログにするやり方も、当サイトで解説しています。
まとめ:【体験談】HSPが営業を仕事にすると、鬱になります。
こちらの記事では、HSPが営業に向いているか知りたい…。営業でどう結果を出せば良いか知りたい…。という方向けに、HSPが営業に向いていない理由と、HSPの適職をご紹介いたしました。
結論として、HSPは営業には向いていません。
特に、新規営業はすぐ辞めましょう。
なぜなら、HSPには死にたくなるほどツラいからです。
HSPの適職に、転職しましょう。