HSPとは、病気ではない。ハイリーセンシティブパーソンについての解説

HSPとは、病気ではない。ハイリーセンシティブパーソンについての解説

HSPとは、病気なの…?

HSPって、どんな特徴があるの…?

こんなお悩みにお応えします。

結論として、HSPは病気ではありません。
特性です。

治るものではありません。

脳神経学においても、HSPは扁桃体が活発で敏感な人だと、証明されています。

HSPとは、病気ではない。ハイリーセンシティブパーソンについての解説

✔️もくじ
・HSPとは、病気ではありません。
・脳神経学としての、HSPの解説。
・HSPとは、どんな特徴があるの?
・HSP診断テスト

・本記事であなたが得られること

HSPについての理解が深まります。

・本記事の信頼性

脳神経に関する研究と、心理学や精神分析学の研究結果をもとに、HSP度合いの高い、私の経験も踏まえて解説いたします。

HSPとは、病気ではありません。


HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略であり、日本語では、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性を持つ人だと、訳されます。

噛み砕いていうと、生まれつき周囲の刺激に敏感な人です。
Booth, C.; Standage, H.; Fox, E. Sensory-Processing Sensitivity Moderates The Association Between Childhood Experiences And Adult Life Satisfaction. Personality and Individual Differences. (2015)

主な症状は、音、光、臭い、痛み、味に敏感であり、大きな音や、強い光を嫌がる傾向にあります。
ただし、人によって、敏感なポイントは様々ですので、症状を一概には言えません。

HSPはあまり一般的ではないため、多くのHSPは誤解され、孤独を感じています。

HSPはよく、シャイ・内気・心配性・内向型などとレッテルを貼られますが、それは、誤りです。
実際に、HSPの30%は外向型だとされています。

HSPは、生まれつき神経系が余分に敏感であるため、刺激によってストレスを感じやすくなります。


HSPであることは、病気や障がいではありません。
また、HSPは治せるものでもありません。
The Highly Sensitive Person | Elaine N. Aron Phd

HSPであるあなたの特性を上手に理解して、あなたにあった生き方を選ぶことに注力しましょう。

実際に、人口の約15-20%が、HSPです。
Aron, E.; Aron, A.; Davies, K. Adult Shyness: The Interaction of Temperamental Sensitivity and an Adverse Childhood Environment. Personality and Social Psychology Bulletin. (2005).

この特性は、100種類以上の動物で、自然に発生していることが分かっています。
5ー6人に1人はいる生まれつきの特性ですので、病気や障がいとはされませんが、多数の人から理解を得るには難しい状況です。

HSPは、ストレスを感じやすいことと引き換えに、多くの良い面があります。
特に共感性、創造性、思いやり、自己認識のうまさは、共通して高いことが分かっています。

脳神経学としての、HSPの解説。

そもそもHSPとは、何なのか?
何をもって、HSPと定義するのか?

これらを脳神経学のアプローチで解説します。

HSPとは、脳の扁桃体が活発で敏感な人。
Aron, E.; Aron, A.; Davies, K. Adult Shyness: The Interaction of Temperamental Sensitivity and an Adverse Childhood Environment. Personality and Social Psychology Bulletin. (2005).

扁桃体は海馬の前方にあり、お互いに信号を送り合う。…感情が引きおこす行動を司る。…扁桃体の活動は、恐怖や怒りといった不快な感情に、より大きく影響します。
Newton 脳とニューロンシリーズ第3回 喜怒哀楽が生まれるわけ

HSPとは、脳にある扁桃体が活発で敏感な人です。
これは、生まれつき傾向が決まっており、ほとんどの人が先天的な要員でHSPになります。

遺伝するか、しないかについては諸説あります。
遺伝に関する現状の結論としては、「遺伝する人もいるし、遺伝しない人もいる。」
ようです。

扁桃体は、生命に関する危機に、特に働きます。
例えば、ヘビを見たときに、過去の記憶を照会して、自分の身が危険な状態にあることを認識します。
そして、ノルアドレナリン等のストレスホルモンを活発にさせることで、身体中に危険を知らせます。

この扁桃体が活発に働くことで、HSPは、日常の些細なことでもストレスを感じます。

意識的に、扁桃体の活動を、抑制することはできるのでしょうか?

扁桃体による評価は、無意識のうちに行われている。
Newton 脳とニューロンシリーズ第3回 喜怒哀楽が生まれるわけ

すなわち、HSPが意識的に脳を休めようと思っても、難しいのです。
なぜなら、扁桃体が無意識に、不安感を作り出してしまうからです。

なので、有効なストレス対策としては、原因の排除しかありません。
例えば、不安を感じる仕事を変える。
不安を感じる人付き合いを無くす。

当サイトは、HSPの主なストレス要因「仕事」について、記事をまとめております。

HSPとは、どんな特徴があるの?

HSPの主な4つの特徴を、解説いたします。

脳内での情報処理の深さ

HSPの脳は、脳の一部である島皮質が活発で、知覚を高め、自己認識を高めることが得意です。
そのため、HSPは常に周囲の多くの情報を取り込み、それについて深く考えています。
その結果、意思決定に時間がかかり、タスクの処理時間が長くなる傾向があります。

刺激過敏

HSPは、より些細な変化に気付きやすく、周囲の環境の刺激によって、感情的に影響を受けやすいです。
強い刺激を受けると、疲弊しやすい傾向があります。

高い共感性

HSPの脳をスキャンした結果、HSPは他者への共感を担当するミラーニューロンという神経細胞が活発であることが分かっています。
また、感情的な反応に関与する脳の領域で、多くの活動が見られることが分かっています。
HSPは、ポジティブもネガティブも、全ての他者の感情を、より強く感じています。

刺激に敏感

HSPは、非言語的な刺激や環境の小さな変化など、他の人が見落としているような細かい部分に気づきやすいです。
また、明るい光、大きな音、強い匂い、ざらざらした質感などの強い刺激によって、影響を受けやすいです。

引用元:
Aron, E.; Aron, A.; Davies, K. Adult Shyness: The Interaction of Temperamental Sensitivity and an Adverse Childhood Environment. Personality and Social Psychology Bulletin. (2005).
Boterberg, S.; Warreyn, P.. Making Sense of It All: The Impact of Sensory Processing Sensitivity on Daily Functioning of Children. Personality and Individual Differences. (2016)

HSP診断テスト

世界的に認められている脳神経の研究や、心理学・精神分析学を基にした診断テストです。
全部で、25の設問が設けられてあります。
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まとめ:HSPとは?病気?ハイリーセンシティブパーソンについての解説

HSPとは、病気ではない。ハイリーセンシティブパーソンについての解説

こちらの記事では、HSPとは何なの?HSPの私は、病気なの?
という方向けに、HSPについて解説をいたしました。

結論として、HSPでは病気ではなく、特性です。
治るものでもありません。

私もHSP度合いが高く、学校や職場、友人関係で戸惑うことが多かったですが、自分の特性にあった、生き方をすれば問題無しです。

当サイトでは、HSPの仕事ついて解説をしておりますので、ぜひ読んでみてください。
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