HSPは仕事が遅い…。完璧主義でもリクルートでS評価を取れた方法

HSPは仕事が遅い…。完璧主義でもリクルートでS評価を取れた方法

HSPで仕事が遅い…どうやったら仕事が早くなるの…?

HSPって、仕事が遅い人が多いの…?

こんなお悩みにお応えします。

結論として、HSPは完璧主義になりやすい傾向があり、仕事が遅い人もいますが、改善可能です。
仕事を早くするために、「課題」と「悩み」を分けましょう
そして、相手が求めるクオリティを確認して、自分がやるべき仕事を、「言葉」と「数字」で明確にしましょう♩

私は、この方法で、仕事の出来ないC評価から1年で、リクルートのトップ3%のS評価を獲得しました。

HSPは仕事が遅い…。完璧主義でもリクルートでS評価を取れた方法

✔️もくじ
・HSPで仕事が遅い人の原因
・HSPでも仕事が早くなる方法
・「課題」と「悩み」を分ける
・相手が求めるクオリティを知る

・本記事であなたが得られること

完璧主義なHSPさんでも、仕事が早く出来る方法を学べます。

・本記事の信頼性

私も、リクルート入社直後、仕事が遅くて悩んでいた時期がありました。
完璧主義になり過ぎていて、無駄なことばかりしていました。
そこから、考え方を変えて、1年後にリクルートでS評価をいただきました。

仕事が遅いことで悩んでいるHSPさんに、仕事が早くなる2つの方法をご紹介します。

HSPで仕事が遅い人の原因

HSPは完璧主義が多い傾向にあります。
なぜなら、扁桃体が敏感なため、人から使えないと思われることへの不安を感じやすいからです。
そのため完璧主義になりやすく、求められていない仕事にも時間を費やしてしまい、仕事が遅くなります

この記事では、完璧主義で、仕事が遅いことで悩んでいるHSPさんが、仕事を早くする方法を2つ紹介します。

この悩みに対して、アドバイスを送っている記事やツイートをよく目にします。
その大半が、「完璧主義にならず、30%や50%の質で良いんだよ。」という内容です。
言いたいことは分かりますが、根本的な問題解決になっていません。
なぜなら、完璧主義になってしまう人に、あまり完璧主義にならなくて良いんだよ。と言っているからです。
例えば、
眠れない人に、あまり眠らなくても良いんだよ。
頭が痛い人に、あまり頭痛を感じなくても良いんだよ。
と言っているようなものです。
解決になっていません。
こういうアドバイスをする人は、HSPが完璧主義になってしまう原因、扁桃体が無意識に不安を作り出してしまう事実を、理解できていないです。

もし、仕事が遅いという悩みが、
「相手の言っていることを理解することが苦手」とか、
「梱包作業などの単純な運動が遅い」という意味であれば、HSPは関係ありません。
HSPは、脳の扁桃体が敏感なだけで、言語理解力や運動能力に違いはありません。
HSPというアプローチ以外での解決方法を見つけましょう。

ここから、完璧主義で、仕事が遅いことで悩んでいるHSPさんが、仕事を早くする方法を紹介します

「課題」と「悩み」を分ける

HSPさんは、「詳細思考」という特徴があります。
仕事をする上で、物事を深く考えて、本質を見抜けることは、素晴らしい能力です。

一方で、HSPさんで、仕事が遅いことで悩んでいる人がいます。
頂く相談の大半が、この「詳細思考」と繋がりがあります。
それは、無価値なことにも時間を使って考えていることです。

今、頭で考えていることは、仕事の成果に関係のある「課題」なのか。
はたまた、仕事の成果には関係のない「悩み」なのか。
この違いを、常に意識しましょう。

例えば、
「この資料って、どうやってまとめたら良いのだろう…」
「どうやって、人に聞いたら嫌がられないだろう…」
「あの人は、どうして言い方がキツイのだろう」
「ああ…中学の時に、似たような人いたなあ…苦手だったなあ…」
これらで悩んでいる時間、全て無駄です。

それぞれ解説します。

最初の二つは、「課題に近い悩み」です。
すぐに「悩み」を「課題」に変換して、行動しましょう。

「この資料って、どうやってまとめたら良いのだろう…」=課題に近い悩み

まず、分かっていないことの整理

・資料の出来を評価する人は誰なのか? → 資料を使う人を聞く
・型が決まっている資料なのか? → 型があるか聞く
・型がない場合、過去に似た資料はあるのか? → 過去に似た資料があるか聞く

このように、悩みを課題に変換すると、行動が明確になります。
悩んだら、課題にできるか考えましょう。

「どうやって、人に聞いたら嫌がられないだろう…」=課題に近い悩み

まず、分かっていないことの整理

・分からないことは、自分で調べた方が良いのだろうか?聞いた方が良いのだろうか? → 分からないことがある場合、調べた方が良いか、聞いた方が良いか質問する
・調べた方が良い場合、調べ方はみんなどうしているのだろうか? → 調べ方を質問する
・聞いた方が良い場合、いつ聞いても良いのか?誰に聞くべきなのか? → いつ聞くか、誰に聞くか質問する
・調べて分かることは、調べて欲しい場合 → どこでどうやって調べた上で、答えが見つからなかったのかを説明して質問する(「分からないこと+調べ方」を教えてもらえる)

繰り返しますが、悩みを課題に変換すると、行動が明確になります。
悩んだら、課題にできるか考えましょう。

「あの人は、どうして言い方がキツイのだろう」=悩み

これは、単なる「悩み」です。
他人の言葉の発し方にストレスを感じているだけです。
あなたが出来ることは、その人と関わらない方法を探すのみ。

例えば、「ノイズキャンセリングイヤホン」、「透明な耳栓」など、悩みを解決する方法は、様々あります。

それでも無理なら、会社員を辞めましょう
なぜなら、会社員だと無限に人間関係の悩みが出てくるからです。
転職をしたところで、人間関係の悩みは減りません。
28歳までに6回転職をしても、人間関係の悩みは、どこの会社にもありました。
在宅ワークでも、月30万円〜月40万円は稼げます

「ああ…中学の時に、似たような人いたなあ…苦手だったなあ…」=思い出

これは、「悩み」でもありません。
「思い出」です。
さっさと仕事を終わらせて、家でゴロゴロしましょう。

今、頭で考えていることが、仕事の成果に関係のある「課題」であれば、分かっていないことを整理して、行動するのみ。
もし、仕事の成果には関係のない「悩み」であれば、無駄なので、考えるのをやめましょう。

「やり過ぎ防止」相手が求めるクオリティを知る

もう1つ、HSPさんが、仕事をする上で時間がかかってしまうポイントは、
「やり過ぎてしまうこと」

完璧主義な人は、相手が求めるクオリティよりも、質の高いものを提供しようとする傾向にあります。
これは、98%の場合、無駄です

相手が求めるクオリティを確認して、自分がやるべき仕事を、「言葉」と「数字」で明確にしましょう♩

事例に沿って、解説いたします。

完璧主義で、無駄にやり過ぎた例

maru
maru

私がリクルートでコンサル営業をしていた時の失敗例です♫

新規の不動産プロジェクトへの提案の際、以下のことを準備しました。

・周辺マーケット調査(15分)
・ライバル物件との比較(1時間)
・ターゲットのペルソナ設定(30分)
・どの媒体で広告を打つかの提案(1時間)
・資料まとめ(2時間)

ただ、相手が求めるクオリティは、「周辺マーケット調査」のみでした。
実際に、話を聞いてもらったのは、周辺マーケット情報のみ。

相手が求めるクオリティを明確にしていれば、準備時間15分だけで良かったのです。
4時間30分が、無駄でした。
この場合、「周辺マーケット調査」が、自分のやるべき仕事です。

この時の、相手が求めるクオリティを、詳細に「言葉」と「数字」にすると、「坪単価290-320、総武線本八幡駅〜西船橋駅、駅徒歩10分以内、過去5年以内の60-80平米の3LDK物件を購入したカスタマーの属性(年齢・ライフステージ・家族人数・家族構成・職業・年収)」でした。
※専門的なことなので、内容は理解できなくてOKです。

これだけ、詳細に細かく、自分がやるべき仕事を、「言葉」と「数字」で明確にできたら、仕事は早くなります。
なぜなら、これ以外のことは、やらなくてOK。ということが明確だからです。

相手が求めるクオリティを確認して、自分がやるべき仕事を、「言葉」と「数字」で明確にしましょう♩

頑張っている感のアピールは、相手の求めるクオリティに対してだけ有効。

たくさん調べて「頑張った感」を出しておいた方が、イメージアップにつながる気がします…。

maru
maru

私もそう思っていました。
正直、無駄です。
期待してないことは邪魔なだけです。

例えば、あなたが、服屋さんで試着だけをしたい場合、
興味もない話を店員さんがし始めたら邪魔なはずです。
他の服との素材の違い
デザイナーさんの思い
現在流行のトレンド色
これら言われても、「早く試着だけしたいなあ…。」と、感じると思います。

この場合、服の試着だけサッと出来ればベストです。
期待されていることだけを頑張りましょう。
相手が求めるクオリティ以外で頑張られても、相手は迷惑なだけです。

+αの価値で評価を上げたいなら、相手が求めるクオリティに合わせる

頑張った感というか…
言われたことをやっているだけじゃ、評価は上がらない…

maru
maru

おっしゃる通りです!素晴らしい心がけです♪

+αで価値を提供できそうと思ったら、相手にとって価値があるか事前に聞きましょう。

例えば、手を動かす前に、
「お持ちの資料のデータより、詳細なデータで分析できそうなのですが、やってみましょうか?」と事前に聞きましょう。
この場合、「それ欲しかったんだよ!ありがとう!」と、大きな価値である場合もありますが、
「ここは、重要じゃないから、分析は大丈夫よー」と価値がない場合もあります。
もしすでに、あなたが詳細なデータを分析してしまっていたら、作業時間が全て無駄です。

他にも、
「次の会議の内容、話し合い不要なので、メンバーに会議の議題まとめて送って、会議をキャンセルしておきましょうか?」
この場合、「ありがとう!これで10人分1時間、合計10時間の無駄な時間を削減できるよ!」と、大きな価値である場合もありますが、
「うーん、いや今回は、話し合いたい議題追加したから、会議しよう。」と、価値がない場合もあります。
もしすでに、あなたが会議の議題をまとめてしまっていたら、作業時間が全て無駄です。
上司からしても、あなたは「無駄なことする人」になってしまいます。

最後に、繰り返しますが、

+αで価値を与えるチャンスを見つけたら、「相手にとって価値があるか」事前に聞きましょう!
相手が求めるクオリティを確認して、自分がやるべき仕事を、「言葉」と「数字」で明確にしましょう♩

まとめ:HSPは仕事が遅い…。完璧主義でもリクルートでS評価を取れた方法

HSPは仕事が遅い…。完璧主義でもリクルートでS評価を取れた方法

こちらの記事では、HSPで仕事が遅い…どうやったら仕事が早くなるの…?HSPって、仕事が遅い人が多いの…?という方向けに、完璧主義なHSPでも仕事を早くする方法ご紹介いたしました。

結論として、HSPは完璧主義になりやすい傾向があり、仕事が遅い人もいますが、改善可能です。
仕事を早くするために、「課題」と「悩み」を分けましょう
そして、相手が求めるクオリティを確認して、自分がやるべき仕事を、「言葉」と「数字」で明確にしましょう♩

私は、この方法で、仕事の出来ないC評価から1年で、リクルートのトップ3%のS評価を獲得しました。

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